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 食品と環境に関する検査
インタビュー記事
「お客様の声」




2021年2月10日 更新
加賀味噌食品工業協業組合様 JFS-B規格の適合証明取得おめでとうございます


インタビュー回答者様:
  加賀味噌食品工業協業組合 工場長 坂野正満 様

加賀味噌食品工業協業組合様ホームページ


Q1:まずは、貴組合の紹介をお願いします。

A:弊組合は昭和46年(1971年)に、それぞれ江戸・明治時代より続く石川県内の味噌製造業者10社が衛生管理の徹底と生産性の向上を目指し、高度化事業に基づく協業化として共同工場を建設したことにより設立されました。創立30年を機に製造設備の大規模改修による製造量の向上に着手し、現在は年間でおおよそ1,000 tの味噌を製造しております。
 平成21年(2009年)には、味噌の製造において有機JAS認証を受け、有機加工食品の日本農林規格に基づき「有機加賀みそ」の製造を開始いたしました。
 また、近年では平成29年(2017年)にスパウト製品の充填工場を新たに設立し、調味みそや米こうじ加工品の充填受託を承り、全国に向けて出荷を行っております。


Q2:JFS-B規格の適合証明取得を目指されたきっかけは何ですか?また、当協会のコンサルティングを選ばれた理由は何ですか?

A:改正食品衛生法によるHACCP制度化への対応のため、弊組合でのHACCPの取り組みを可視化できるようJFS-B規格の適合証明を目指しました。また、適合証明の取得に取り組むことにより、自社の食品安全管理レベルの向上につながると考えたのもきっかけの一つです。
 石川県予防医学協会様とは以前より製品の検査や一般的衛生管理の指導などでお世話になっており、HACCP導入に向けてトータルでサポートしていただけるのではないかと考え、今回、コンサルティングをお願いいたしました。


Q3:今回、当協会のコンサルティングを利用されて良かったことはありますか?また、貴組合の中で何か変化を感じられたことはありますか?

A:コンサルティングの中でHACCPに沿った衛生管理について丁寧に教えていただき、これまで行ってきた製造の方法とHACCPによる管理を結び付けて考えることができるようになったと実感しています。


Q4:JFS-B規格の適合証明取得に取り組んでこられた中で、苦労したことはありますか?

A:やはり従業員への周知や教育に大変苦労しました。しかし、食品安全においては適合証明の取得がゴールではなく、継続的な取り組みが重要だと認識しておりますので、従業員教育を繰り返し実施することによって知識の定着を図るとともに、更なるレベルアップに取り組んでいきたいと考えています。


Q5:今回のJFS-B規格の適合証明取得によって、貴組合のプラスになった点を教えてください。

A:今回、JFS-B規格への適合証明取得に向けた取り組みの中で、自社の製造工程にHACCPの導入を行ったことにより、工程で管理すべき重要な危害要因を明確にすることができたと考えています。また、JFS-B規格への適合証明をいただいたことにより、弊組合商品の品質について自信をもって発信できるようになりました。


Q6:最後に今回JFS-B規格の適合証明を取得されました。今後の抱負を一言お願いします。

A:弊組合は、令和2年(2020年)にJFS-B規格の適合証明を取得いたしました。JFS規格の特徴として、企業のレベルに応じてJFS-A規格⇒JFS-B規格⇒JFS-C規格とステップアップが可能な点が挙げられるかと思います。今後は、弊組合でも食品安全管理の更なるレベルアップに取り組み、国際的に認められるJFS-C規格へのステップアップを目指していきたいと考えています。




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