interview

志望動機と
現在の業務内容を
教えてください。
短期大学で栄養学や食に関する分野を学び、卒業後、2年の実務経験を経て管理栄養士の資格を取得しました。その後、2008年4月より各医療保険者に特定健診・特定保健指導の実施が義務付けられることを知り、管理栄養士としてキャリアアップしたいと特定保健指導者の育成研修に参加。新たな知識やスキルを活かせる場を探していたところ、特定保健指導を行うスタッフを募集していた石川県予防医学協会に出会い、転職を決めました。
現在は、特定保健指導や健康相談、クリニックの栄養指導や糖尿病教室に携わっています。お客様の事業所等に出向いて健康管理や生活習慣病予防をテーマにした講話をさせていただくこともあります。また栄養改善学会や日本産業衛生学会、人間ドック学会などで、日頃の業務や研究の成果を発表することもあり、成長のための大切な機会となっています。
仕事をする上で
大切にしていることは
何ですか。
タイムスケジュールは日によって異なりますが、特定保健指導で事業所を訪問する際は、朝、事務所でメールチェック等を行った後、お客様の事業所に移動し、お昼の休憩を挟んで15:00頃まで指導を行います。その後協会に戻り、物品の片付けや指導内容の書類記入、パソコン入力などを行い、17:10に終業というのが典型的な一日の流れです。
私はどんな業務においても「時間の質」を意識しています。個人の時間効率を高めるだけでなく、周りの人の時間効率に配慮することも大切です。そうした面でこの職場には、個人が主体となっている仕事に対して周囲が尊重してくれる風土があり、同時に忙しい時や一人では解決できない場合は協力し合える信頼関係もあり、恵まれた環境だと思います。
今のやりがいと次の
目標を教えてください。
特定保健指導については、受診者様の健康についての考え方や生活習慣をお聞きし、ニーズに応じたアドバイスをすることで、生活改善に意欲的に取り組んでいただけたとき、そしてその方が生活改善を通じて身体の変化を実感し「指導を受けて良かった」とおっしゃっていただけたときに、大きなやりがいを感じます。多くの方の健康づくりを直接サポートし、一人ひとりの変化を間近で感じられる仕事なので、手応えは大きいです。
直近の目標としては、まずはクリニックの糖尿病教室をより良い内容に改善していきたいと思っています。また継続して新しい健康情報を把握し、自分をアップデートして、より多くの方が自身で健康管理をできるようサポートしていきたいです。お客様の健康を守ることと同じく、自分自身や家族など身近な人の健康を守ることにも気を配っていきたいですね。
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