interview

志望動機と
現在の業務内容を
教えてください。
診療放射線技師を目指し医療系の専門学校で学び、将来は病院やクリニックで働くイメージを持っていたのですが、自分自身が健康診断を受けた際、健診を専門に行う医療機関があること知り興味を持ったことをきっかけに、石川県予防医学協会を志望しました。
現在は、施設健診、出張健診で行う診療放射線技師の業務全般に携わっています。1年目は胸部X線撮影、マンモグラフィ撮影に携わり、2年目にはCT撮影、マンモグラフィ読影を行うようになり、3年目からは胃X線撮影も任されるようになるなど、仕事の幅を広げています。
地域の皆さまのがんの早期発見に少しでも役に立ちたいという思いが強いです。日本人の死亡原因の6割を生活習慣病が占めており、その中でもがんが多くの割合を占めています。がんを早期発見するためには、私たち診療放射線技師の手技や判断が重要になります。実際、自分が撮影した画像が病気の早期に発見に役立ったときには、この仕事を選んで良かったと実感しています。
働く環境について
教えてください。
私が所属する診療放射線グループは、業務に関する相談でも、ちょっとした雑談でも気持ちの良いコミュニケーションがとれ、いつも明るい雰囲気の職場です。健康増進部全体を見渡しても温かい方ばかりで、いろんな職種の職員がお互いに支え合い協力しながら仕事をしています。
診療放射線技師として当協会で働く上で特徴的なことは、他の医療機関よりも読影の件数が多いということです。診断を行うのは医師ですが、私自身が読影に関するスキルを磨くことで事前に所見の知識を深め、速やかな対処ができるようになります。画像を見る力は、少しずつですが着実についてきている実感があります。また先輩が一つひとつの作業について丁寧に指導してくれるので、安心して仕事ができます。
仕事をする上で
大切にしていることは
何ですか。
「もしかしたらがんかもしれない」、「病気が見つかったらどうしよう」と不安な思いで健診を受けられる方も少なくありません。そのような方々の不安を少しでも和らげて、リラックスして受診いただける雰囲気をつくるのも私たちの役割です。受診者様の様子をさりげなく見守りながら、笑顔でお声掛けすることを意識しています。
今後も医療技術の進歩でどんどん新しいモダリティが開発されると思います。これらを正確に効率的に活用し、スキルを磨いて、受診者様の健康づくりに貢献できる診療放射線技師になりたいですね。
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