interview

志望動機と
現在の業務内容を
教えてください。
大学卒業後、地元の総合病院で働いていましたが、石川への転居が決まったことをきっかけに、以前から関心のあった一次医療に携わりたいとこの職場を選びました。夜勤がない、休日出勤が少ないなど、自分にとって働きやすさを感じた点も決め手になりました。
現在は「腸内細菌検査」、「大腸がん検査」、「尿検査」を担当しています。測定データの整理、検査機器のメンテナンスも大切な仕事です。入職以来、短い期間でさまざまな業務にチャレンジし、臨床検査技師としてスキルアップできている実感があります。また臨床検査部の業務に限らず、環境検査部が担当する食品検査や、健康増進部が行う出張健診にも携わることがあり、一般の病院勤務では得られない経験もでき、毎日が充実しています。
どんなときに
やりがいを
感じますか。
自分たちが行う検査によって、無症状の方の中から数値に異常のある方、あるいは陽性の方が特定され、病気の早期発見や集団食中毒の予防に繋がります。これ以上のやりがいはありません。PCR法や細菌培養法のように自分の検査手技が結果に関わってくる検査も多いので、迅速に、そして正確な検査結果が得られたときには、達成感を感じます。
臨床検査は、直接ヒトと接する機会は少なく、検体を相手にする仕事であり、ともすれば「何のための検査か」、「誰のための検査か」という意識が薄れがちになります。検体の向こうには受診者様や患者様の存在があるということを常に意識し、より正しい検査結果の提供や、新しい知識の習得に繋げていきたいです。
働く環境について
教えてください。
私はミスが発生しないよう、疑問や不安を感じた時はひとりで抱え込まず、その場で周りの人に聞いたり調べたりするよう心がけています。その点、臨床検査部には、各分野のスペシャリストの先輩方がたくさんいらっしゃるので心強いです。新しい検査を習得する際は、上手くできないこと、分からないことがいろいろ出てきますが、その都度アドバイスをもらったり、原因を一緒に考えてもらったりと、とても頼りになります。仕事を離れれば雑談で盛り上がるなど、メリハリをつけて楽しく働けています。
ワークライフバランスの面では、定時で帰宅できることも多く、お盆や年末年始には長い休暇もあるため、自分の時間や家族との時間が持ちやすいです。育児と仕事を両立させている職員が多いので、ライフステージの変化に対する理解が十分にあり、女性が働きやすい環境だと思います。
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