2016.5.27
化学物質のリスクアセスメントが義務化されます
平成26年6月25日に公布された「労働安全衛生法の一部を改正する法律」により、一定の危険有害性のある化学物質のリスクアセスメントが義務化されます。
化学物質のリスクアセスメントとは
化学物質を取り扱う作業者への危険または健康障害を生じるおそれの程度を評価し、リスクの低減対策を検討することです。
リスクアセスメント実施の対象者
業種・規模にかかわらず、640の対象化学物質を取り扱う全ての事業者が対象となります。
リスクアセスメント結果に基づくリスク低減措置
リスクアセスメントの結果、リスク評価値が許容範囲を上回るものについてはリスク低減のための措置を検討します。
労働安全衛生法に基づく労総安全衛生規則や特定化学物質障害予防規則等の特別規則に講ずべき措置が定められている場合は、当該既定に基づく措置を講ずる義務があります。
法令に規定がない場合は、結果を踏まえた事業者の判断により必要な措置を講ずることが努力義務となります。
リスクアセスメント結果の労働者への周知
リスクアセスメント結果については、労働者に周知する必要があります。
お問合せ
当協会では、リスクアセスメントに関わる支援(作業現場における化学物質の気中濃度の測定等)を実施しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
環境検査部 作業環境・簡専・衛生検査チーム TEL
076-269-2344
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