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お知らせ

2016.5.27
化学物質のリスクアセスメントが義務化されます

平成26年6月25日に公布された「労働安全衛生法の一部を改正する法律」により、一定の危険有害性のある化学物質のリスクアセスメントが義務化されます。


施行日 平成 28 年 6 月 1 日
対象の化学物質 安全データシート(SDS)の交付義務対象である 640物質

640物質の詳細は、
厚生労働省「化学物質等の表示・文書交付制度のあらまし」(P12~16)
をご覧ください。
改正の要因 2012年以降に相次いで発覚した印刷会社における胆管がん発生事案などの化学物質による健康障害の増加


化学物質のリスクアセスメントとは

化学物質を取り扱う作業者への危険または健康障害を生じるおそれの程度を評価し、リスクの低減対策を検討することです。
リスクアセスメント実施の対象者

業種・規模にかかわらず、640の対象化学物質を取り扱う全ての事業者が対象となります。
リスクアセスメントの進め方

厚生労働省HP内の「職場の安全サイト」で公開されている
リスクアセスメント実施支援システム」(リスクアセスメント実施システム操作マニュアル
を利用することで簡単にリスクアセスメントが実施可能です。

* リスクアセスメント実施支援システムでは、化学物質リスク簡易評価法「コントロールバンディング」方法でリスクアセスメントを進めていきます。また、実際に作業場の空気中の有害物の濃度を測定するなどの定量的な方法もあります。各事業所で判断して進めてください。

コントロールバンディングに関する詳しい情報は
厚生労働省「コントロールバンディングの概要」
をご覧ください。
リスクアセスメント結果に基づくリスク低減措置

リスクアセスメントの結果、リスク評価値が許容範囲を上回るものについてはリスク低減のための措置を検討します。
労働安全衛生法に基づく労総安全衛生規則や特定化学物質障害予防規則等の特別規則に講ずべき措置が定められている場合は、当該既定に基づく措置を講ずる義務があります。
法令に規定がない場合は、結果を踏まえた事業者の判断により必要な措置を講ずることが努力義務となります。
リスクアセスメント結果の労働者への周知

リスクアセスメント結果については、労働者に周知する必要があります。
お問合せ

当協会では、リスクアセスメントに関わる支援(作業現場における化学物質の気中濃度の測定等)を実施しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
環境検査部 作業環境・簡専・衛生検査チーム TEL 076-269-2344


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