U A 尿酸(uric acid)


参考基準値   男:3.2〜7.5J/O  女:1.7〜5.3J/O

測定方法    ウリカーゼ・ペルオキシダーゼ法

生理的意義

尿酸は核酸の構成成分の一つであるプリン体の終末産物で細胞の増殖や活動の結果生じた老廃物で肝臓の窒素代謝により生産され腎臓から排泄(700〜900mg/日)される。尿酸は水に難溶で高尿酸血症では手足の関節腔や組織に沈着し痛風をきたす。痛風は男性に多く女性では更年期以降にみられる例が多い。


臨床的意義

尿酸は腎糸球体から濾過されたのち大部分が尿細管で再吸収されるため高尿酸血症は体内における産生亢進と腎からの排泄低下などに起因する
・高値  
@尿酸の過剰産生によるもの
痛風,多血症,白血病,骨髄腫,悪性腫瘍,糖原病,食事習慣(脂肪食),飲酒など
A尿酸の排泄低下によるもの
慢性腎炎,アルコール中毒,妊娠中毒,飢餓,糖尿病,肥満,高脂血症,アシドーシス,薬剤の服用
B原因不明なもの
ダウン症候群,サルコイドーシス,甲状腺機能低下症
・低値  
低プリン食による尿酸再吸収障害、またカドミウム,鉛などの重金属中毒症による再吸収阻害


last up date; 25/04/00