梅毒血清反応 T P H A 定性


梅毒は、病原性スピロヘータであるTreponema pallidum (TP) が主に性的接触して起こる慢性の感染症である。TPHA法等の梅毒血清反応*は症状の有無にかかわらず梅毒のスクリーニング、確定診断および駆梅療法の経過観察に用いられる。

検査材料  血清

検査方法

受身赤血球凝集反応(PHA法)
赤血球にTreponema pallidum (TP) の菌体成分を吸着させた感作血球が、TP抗体によって血球凝集反応をおこすことを応用した検査法である。


基準値   80倍以下で陰性 

異常値の意義、他の検査との関連 

梅毒血清反応の検査方法は、他にもいくつか方法があり、他の方法の結果も加味して判断をする。
各方法の抗体検出率 
1期梅毒;TPHA法 50〜60%、FTA−ABS法 81〜87%、STS法 68〜76%
2期梅毒;いずれの方法とも90%以上
晩期梅毒;STSでの検出率が低くなる。
TPHA(+)STS(−);治療治癒後の梅毒、陳旧性梅毒、TPHAの非特異性反応
TPHA(−)STS(+);TPHA陽転前の初期梅毒、生物学的偽陽性反応(BFP;膠原病)
TPHA(+)STS(+);梅毒羅患、治療治癒後の梅毒(BFPのため)


last up date; 31/03/00