血 小 板


検査材料 血液

検査方法 自動血球計算器法

参考基準値 14.0-35.0 万/μl

体内での役割 血小板は凝固因子とともに止血機構に重要な役割を果たしている。その数や機能の異常は出血や血栓をきたす。

異常値の意義

一般に、10万/μl 以下を血小板減少症、40万/μl 以上を血小板増加症といい、5万/μl 以下では止血困難となり、2万/μl 以下では自然出血し、致死的となる場合もある。数が正常でも質的異常があれば、出血傾向が認められ精査が必要となる。血小板数の減少には以下のものがある。@血小板の産生に障害がある(再生不良性貧血、白血病など)A血小板の破壊が亢進している(特発性血小板減少性紫斑病など)B体内分布の異常(脾腫など)。一方、血小板の増加には、@腫瘍性にふえる(慢性骨髄性白血病、本態性血小板血症など)A反応性にふえる(出血、鉄欠乏性貧血、感染症など)がある。また、EDTAを加えて採血した場合、血小板が凝集して見かけ上少なくなることがある。この場合は、血液像により確認する。


他の検査項目との関連

末梢血液塗抹標本での形態観察により、巨大血小板やEDTA凝集、血小板衛星現象の有無を確認し、出血傾向の検査(出血時間、血小板粘着能、凝集能、放出能、凝固・線容系検査など)を行う。また、産生状況の把握のためには、骨髄穿刺検査が必要である。


last up date; 01/04/00