尿糖(尿ブドウ糖)


検査材料 尿

保存条件 すぐに検査する事が望ましいが、保存するなら冷暗所で。

検査方法 試験紙法(酵素法)

基準値  正常尿中にはほとんど排泄されません。正常早朝尿では15mg/dl以下

異常値の意義

血糖値が高い場合は一次性糖尿病が、考えられます。また、腎機能が低下している場合でも尿糖が認められることがあります。血中ブドウ糖は体内のあらゆる細胞に運ばれ、エネルギー源として使われます。また、一部はグリコーゲンとして貯蔵されます。血中のブドウ糖が腎臓を通過する時に、一度はろ過されますが、近位尿細管からほとんど再吸収されて正常尿中にはほとんど排泄されないしくみになっています。しかし、尿細管からの再吸収能には限度があり、これ以上のグルコースがろ液中に含まれると尿中に排泄されて糖尿となります。正常な腎臓では血糖値170-180mg/dl以上になると糖尿が認められます(高血糖)。また、腎機能が低下して腎臓での再吸収機能が低下した場合にも糖尿がみられます(腎性糖尿)。


他の検査との関連

尿検査で糖尿が認められた場合、血糖値の測定も行います。糖尿病には様々な原因があり、その原因を明らかにするために、糖負荷試験やその他の臨床検査を行います。


Last up date ; 22/2/00