B U N 血清尿素窒素(blood urea nitrogen)

参考正常値   7〜21J/O

測定方法    UV法(アンモニア消去法)

生理的意義
尿素は肝臓でアンモニアから合成されてできる蛋白質の最終代謝物質で腎臓から排出される

臨床的意義
BUNは糸球体濾過値(GFR)が30%前後に低下すると上昇する
・ 高値
原料の増加や排泄の減少などが考えられる
@ 腎前性:蛋白摂取増加,重症心不全,脱水症,消化管出血,アシドーシスなど
A 腎性 :腎炎,尿毒症(100J/O以上),ネフローゼ症候群,腎結石など
B 腎後性:尿管閉塞,膀胱腫瘍など
・ 低値
原料の減少:蛋白摂取量が少ない時,妊娠末期,慢性腎不全
合成の障害:肝臓不全 中毒性肝炎,劇症肝炎,肝硬変など

関連する検査項目
腎機能検査としてはCREとあわせて測定し腎前性,腎性,腎後性の高尿素窒素血症の鑑別を行う
● BUNのみ上昇:腎前性,腎後性
● 二者とも上昇:腎性
またBUN:CRE比は通常10:1の関係にあるのでこの比率の変化より判断する
● 10:1以下の場合 腎臓に障害がある腎性の疾患を考える
● 10:1以上の場合 腎臓以外に障害がある腎外性の疾患を考える


last up date; 00/04/20