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血清ASTは細胞膜の透過亢進あるいは細胞破壊により血中に遊出してくる逸脱酵素である。
ASTはすべての臓器に含まれているが、特に 心臓>肝臓>骨格筋>腎臓>膵臓>脾臓>肺の順に多く含まれ、これらの臓器細胞が障害された場合に血中酵素活性の上昇がみられるが、AST値のみの測定では障害臓器は特定する事ができないので、他の検査項目(ALT、LDH、CPK、ALP等)のデータと併せて判断する。
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異常値の原因、他の検査項目との関連
1. 肝臓疾患
AST/ALT 比 が1以下の場合は、急性肝炎、慢性肝炎、脂肪肝(コリンエステラーゼも上昇)が考えられる。1以上の場合は、肝硬変、アルコール性肝炎、肝癌が疑われる。また、閉塞性黄疸の場合はASTの軽度上昇とALP(アルカリフォスファターゼ)の上昇がみられる。
2. 心疾患
特に心筋梗塞の可能性も考えられる場合もあり、血清AST活性値と梗塞範囲は比例する傾向にある。CPK、CKアイソザイム、LDH、LDHアイソザイム、ミオグロビン等の心筋系酵素やタンパクの測定と、心電図検査が重要である。
3. 筋肉疾患
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検査について
検査方法 標準化対応法(JSCC)
参考基準値 5-40 IU/l
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