1. 高い感度 消化器のがんに対して9割の 高い感度を示しています。 2. 同時に検査できる 胃がん・大腸がん・膵臓がん・ 胆道がんが検査の対象となり、 一度の採血で検査できます。 3. 簡単な検査方法 この検査は1回の採血(5ml) のみです。 4. 安心できる検査方法 特殊な薬剤の投与がなく、 X線被曝もありません。 |
Q1 | この検査は「がんになりやすい体質」がわかるのですか? |
A1 | この検査はすでにがんがあることを判別するためのものです。がんになりやすい体質を判別するものではありません。 |
Q2 | 飲んでいるお薬で検査に影響が出ますか? |
A2 | 副腎皮質ホルモン、免疫抑制剤、抗癌剤、生物学的製剤(インターフェロン、ワクチン、血液製剤、インフリキシマブ)などの投与を受けておられる方はお申し出ください、反応に影響がある可能性があります。降圧剤、糖尿病治療薬、高脂血症治療薬、ロキソプロフェンは影響を与えません。 |
Q3 | 消化器以外のがんがある場合、反応しますか? |
A3 | これまでの臨床試験は「消化器のがん」に対して行われましたので、この検査では主に消化器のがんの有無を判定します。しかし、それ以外にがんがある場合でも陽性反応を示す可能性がありますが、場所を特定することはできません(臨床のデータがないためです)。 |
Q4 | 以前、大腸内視鏡をしたことがあり大腸ポリープがあると言われたのですが? |
A4 | 以前の大腸内視鏡検査でポリープを切除され2年以上が経過されている場合は陰性となるケースもありますが、内視鏡検査を受けることをお薦めします。2年未満あるいはポリープの切除を受けておられない場合は本検査で陽性反応を示す可能性があります。 |
Q5 | がんの場所などわかりますか? |
A5 | 胃・大腸、膵臓、胆道と判別できます。ただ、すべてに陽性反応が出てしまい、場所を判別できないケースもあります(35%程度)。 |
Q6 | がんの進行度などはわかりますか? |
A6 | 早期のがんか進行したがんかを判別することができます。 |
Q7 | 早期のがんでもわかりますか? |
A7 | 臨床試験では早期のがんも陽性反応を示しました。 |
Q8 | 結果が陰性の場合、次の検査まではどれくらいの期間をあけて検査をしたほうがいいですか? |
A8 | 概ね1年ごとの検査をお薦めいたします。 |
Q9 | この検査を受けることによって、内視鏡検査など他の検査を受けなくても大丈夫ですか? |
A9 | これまでの腫瘍マーカーでは、がんがあるにもかかわらず陰性反応を示す率は、早期がんを中心に半数以上でありました(CEA:73%、CA19-9:49%、本臨床試験中)が、本検査法では1.5%でした。内視鏡検査で発見できる場合もありますので、機会があれば御受診をお薦めします。 |
Q10 | 陽性の判定が出た場合どうすればいいですか? |
A10 | 消化器科の専門医をご紹介いたします。専門医による精密検査を受診されることをお薦めいたします。 |
Q11 | 検査はおいくらですか? |
A11 | 健診で使用するため保険の適用とはなりません。本院では59,000円(税別)でございます。 |