「食品検査」で、食の安全安心をトータルサポート。
私たち石川県予防医学協会は、昭和27年に発足してから60年、
時代の変遷とともにその時々のニーズを鑑みて、予防医学事業を推進して参りました。
現在では、総合健康診断機関として、また、人間の生活に欠かせない水や食品の検査、
それに環境調査など、県民の皆さま方の健康増進に関わる様々なご要望に
お応えすべく事業を展開しております。
私たちの目標は、北陸の皆さま一人ひとりの健康=幸せです。
皆さまの健康づくりを支えるため、質の高いサービス提供をし続けます。
食品表示法が平成27年4月1日に施行され、また、HACCPによる衛生管理の制度化へ向けて食品衛生法の改正も検討されている中、
消費者の食に対する安心・信頼への関心もますます高まっております。
食に対する消費者の信頼を確保するためには食品事業者様の多くが抱える課題を一つひとつ解決していくことが不可欠です。
石川県予防医学協会は食品事業者様が抱える様々な課題に向けて、皆さまとともに考えながら解決策をご提案していき、
食の「安全安心」実現へ取り組んでいきます。
食品栄養成分表示のための検査、食品の安全性確認のための検査など、
食と環境に関わる検査は多岐にわたります。
食品事業者様が自社製品にとって適切な検査内容・検査項目を理解した上で、
目的をもった食品検査をおこなえるように、
私たちは食品事業者様の検査に関する課題に対してともに取り組んでいきます。
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※衛生検査時なので、衛生キャップを着用した写真になっています。
食の安全安心を追求するためには、現場の社員教育・訓練による意識改革も重要な要素となります。
食品事業者様が必要とする衛生管理の目的を達成するため、私たちは食品安全衛生教育を支援していき、お客様の課題にあった改善策のご提示を
おこなっていきます。
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食品表示法の施行、HACCPシステムの普及に向けた取り組みなど、
より安全安心な食を消費者に届けるために法律や制度も
多種多様に変化をし続けております。
このような法体制の変化に私たちはいち早く柔軟に対応していき、食品事業者様が安心して皆さまに食を提供できるような体制を整えてまいります。
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※細菌検査時なので、衛生キャップを着用した写真になっています。
生菌数や大腸菌群などの汚染指標菌検査、サルモネラ属菌・黄色ブドウ球菌・カンピロバクター・腸管出血性大腸菌O157など食中毒菌の有無の検査をおこなっております。
食品衛生法に基づいた規格検査から、お客様ご希望の検査まで対応しています。
また、消費期限・賞味期限を設定するための、様々な温度帯での日持ち検査もおこなっております。
食中毒や製品の腐敗防止・日持ち向上の対策としてHACCPの考え方を取り入れた衛生管理手法を導入する企業が増えています。また、自社で衛生管理を実施していても、定期的に第三者による確認を実施することが衛生意識の向上には非常に有効です。
当協会では、安全安心な食品を製造するための検査やアドバイスで貴社をサポートいたします。
食品表示法が平成27年4月1日に施行されました。容器包装に入れられた加工食品には5成分(熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)の表示が義務化になりました。
経過措置期間は5年(生鮮食品は1年半)です。消費者に分かりやすい栄養表示は健康な食生活と高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防等に活用され、商品選択の決め手になっています。消費者は正しい栄養表示を求めています。早めの対応で消費者に安心・信頼を提供しましょう。
当協会では表示のための基本となる『基礎成分』をはじめ、カルシウム・カリウム等の各種理化学検査を実施しています。
食品や飲料水には食品衛生法により放射性物質の基準値が定められています。
より一層、消費者の方に食品の安全と安心を確保するため、 この基準値に対応できる機器を導入し、検査をおこなっています。
消費者様からのクレーム品や異臭など、食品に混入した異物が何であるかを知ることは混入原因を究明し、その後の品質管理対策をたてるために非常に重要となります。様々な同定検査をおこない、得られた結果を基に食の安全安心を提供するお手伝いをします。
食品の安全性が問われている今、使用している原材料は安心して使えるものなのか?口にしている食品は安全なのか?当協会は、原材料や食品の安全性を確認するための様々な検査に対応しています。
食品を輸入する場合、厚生労働大臣の登録する検査機関で検査を受けなければならない場合があります。 当協会は、厚生労働大臣登録食品検査機関として検査を受託しています。
衛生検査(衛生点検・調査とも呼ばれます)の結果を踏まえ、各々の食品事業者様の問題点や現状の課題を把握し、今後どう改善していくべきかに焦点をあてた社内教育・研修会を実施することで、現場の衛生管理レベルの向上・発展に取り組んでいきます。
また、ノロウイルスや栄養表示についての講習会も実施しております。
新入社員の中には、はじめて製品・食品を取り扱う業務につく方も多く、事業者や先輩社員の皆さんが自然に身についていることでも、知らないことが多くあるはずです。
企業の安全・安心・信頼を守るために、新入社員が知っておくべき基礎知識から、よくある注意点までを説明し、教育研修会を通じて、新入社員の知識向上に取り組んでいきます。
食中毒予防において手洗いが非常に大切なことは誰もが認識していることだと思いますが、依然として手指を介した食中毒は多発しています。根拠に基づいた、適切な手洗い方法を皆さんに認知していただくため、当協会は学校や企業向けに手洗い教育を実施しています。
食品を衛生的に製造・加工するためには、事前に計画を作成(Plan)し、計画に沿った製造・加工の実行(Do)および業務の実施が計画に沿っているかどうかの確認(Check)。実施が計画に沿っていない部分を調べ、継続的に改善(Act)していくことが重要となります。HACCP導入の際にはチームを編成して基本となる7原則12手順に沿って進めていき、継続的取り組みによる内容の改善をおこなっていきます。
一般的衛生管理プログラムとは、製造環境の衛生管理、従業員の衛生管理、食品取扱者の教育・訓練、記録の必要性など、HACCPによる食品衛生管理を実施する上で整備しておくべき食品製造の衛生管理プログラムであり、特に5S「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の徹底はHACCP導入の際に重要な要素なため、HACCPの支援と合わせて一般的な衛生管理についても整備が必要不可欠となります。
HACCPを導入することによるメリットは従業員の衛生意識向上、自社の衛生管理について根拠を持った説明、クレーム・事故の減少および製品不具合発生時に迅速な対応ができる仕組み作りの構築などが挙げられます。また、これらの活動を継続的におこなっていくことで、企業のブランドイメージ向上から消費者の安心感、ロイヤリティ強化につながり、企業が利益を生みだす仕組みづくりをサポートすることが可能となります。
食は、私たちに大きな喜びを与えてくれます。
おいしいものを安心して食べる、この当たり前を私たちは守り続けていきたいと考えています。
「HACCP」=「設備投資」ではありません。
「HACCP」とは、①作業工程の確認⇒②危害要因の明確化⇒③適切な管理手法の運用⇒④定期的かつ継続的に業務改善をおこなっていくことによって、結果的に生産効率・品質・社会的信頼性の向上を図る手法(考え方)なのです。
検査依頼から結果検証、改善までワンストップで対応いたします。
同業他社と比較して低コストで対応が可能です。
※HACCPリードインストラクター:1名
※HACCP指導者研修 修了者:3名
※(一財)食品安全マネジメント協会[JFSM]の「JFS-E-A/B規格」監査員研修 修了者:3名
※PCHF(PCQI):1名など
厚生労働省の登録検査機関として長年培った実績(製造現場衛生点検や各種研修会の実施等)がございます。
資料:厚生労働省食品安全部監視安全課 平成26年度HACCPの普及・導入支援のための実態調査結果
この標準プランは、品質管理担当者様が日々衛生管理をおこなっており、社内に清掃等のマニュアルが存在している企業の導入例です。(一般的衛生管理が大部分できている前提でのカリキュラムです)
※1 支援回数は、標準的設定です。進捗状況により回数が変わる場合があります。
※2 実際の書類作成等は、原則お客様におこなっていただきます。作成指導確認・運用確認・修正の支援をステップごとにおこないます。
内容:当協会スタッフが、訪問しHACCPプラン構築までの「7原則12手順」について、順を追って分かりやすく説明し、着実に導入までをサポートします。
その他、ご希望に沿った各種HACCPの導入にも対応します。まずは、お気軽にご相談ください。
標準プラン以外のプランも、対応いたします。
お客様の希望・取引先の要望に合わせた導入プランでのカリキュラム設定をおこないます。