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骨密度測定法
過去20年間に、非侵襲的な骨塩定量法は急速に進歩し今や身体各部の多くの骨の骨密度を測定することが可能である。しかし、それぞれの測定法は、異なる臨床意義を有するため目的に応じて測定法を選択する必要がある。骨粗鬆症に伴う変化をより早く、感度よく把握しようとすれば、腰椎や大腿骨頸部の計測が必要となるが、より簡便に、能率良く骨量を把握しようとすれば、計測しやすい手指、踵骨が対象となる。
・踵骨超音波法
踵骨(海綿骨)に超音波を通し、そのSOS(通過速度)とBUA(減衰率)を測定し、Stiffness値(骨量に相当する指標)を求める検査法である。超音波は、固体>液体>気体の順で速く通り抜け、減衰率もこの順で高くなる性質をもっている。骨量が多く、硬い骨であれば超音波は速い速度で通り抜け、減衰率が高くなりStiffness値も高くなる。Stiffness値はDXA法での腰椎骨密度と相関する。
・判定基準
Stiffness値はDXA法での腰椎骨密度と相関する。30〜60歳女性における、Stiffness値とDXA法による腰椎骨密度との回帰式から超音波法の基準値は次のようになる。
DXA法 (g/cm2)
超音波法(Stiffness値)
判定
1.075以上
76以上
異常なし
0.954〜1.074
72〜75
要指導
0.953以下
71以下
要精検
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