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大腸がん検診
大腸がん発見の手がかりは血便です。そこで、便潜血反応検査を行って、目では見えない血液も化学反応で検出します。検査方法は、受診者が自宅で便(2回分)を採り、容器に入れて回収場所へ持参します。特に、結果が2日間とも陽性の場合や、定量値(基準値は130ng/ml以下)が高い方は、早めに精密検査をお受け下さい。
精密検査と言われたら
@下部大腸内視鏡検査と注腸X線検査
下部大腸内視鏡は主にS状結腸までを内視鏡で観察し、残りを腸のバリウムと空気を注入してX線検査を行う注腸X線検査で調べます。
A全大腸内視鏡検査
内視鏡とよばれる細い管を肛門から挿入し大腸全体を観察する検査です。午前中は下剤等で腸をきれいにし、午後から検査します。検査自体の時間は30分前後です。
日常生活のアドバイス
食物繊維を多く含む食品を積極的にとることが大きなポイントです。
*脂肪を控えめに
バター、チーズ、肉の脂といった動物性脂肪を多く含む食品をとると、脂肪を消化吸収するために、多量の胆汁酸が分泌されます。この胆汁酸は、大腸粘膜に長期間作用することによって、大腸がんを引き起こすと考えられています。動物性脂肪は食欲をそそるものですが、40歳代を過ぎたら、脂肪の多い料理には思いきって別れを告げましょう。がん以外の成人病を予防するためにも大切です。
*繊維を多く
食物繊維は、大腸の中では重要な働きをします。野菜などに含まれる食物繊維は、胆汁酸などの発がん物質を薄め、体外に排泄します。また、コンニャクなど消化されない繊維は、発がん物質を吸収し便通をよくします。
*ビタミンを豊富に
ビタミンA、Cは発がんを抑える働きをします。ビタミンAを含む緑黄色野菜、ビタミンCを含む緑黄色野菜、淡色野菜、くだものなどを毎日食べればがんにかかる確率が大幅に減少することになります。肉食、喫煙、飲酒、運動不足など、がんにかかりやすい生活習慣を見直すことももちろんですが、すぐには難しいと思える人は、まず、野菜やくだものをたっぶりとることからはじめましょう。
*便秘にならないために
便秘が続くと、発がん物質が大腸内に長時間たまり、大腸がんになりやすいといわれています。便秘が習慣化しないよう心がけましょう。
・水や牛乳など、水分をたっぷりとる。
・体を動かして、腸の働きを活発にする。
・便意を我慢しない。
・毎朝トイレタイムをしっかりとる。
・食物繊維を含む食品をたくさん食べる。
自己チェック!
・便がころころしている。
・便が細くなってきた。
・何度もトイレに行く、残便感がある。
・肛門から出血する、便に血が混じる。
・下痢と便秘を繰り返す。
・お腹が張る、痛む、しこりを触れる。
・原因不明の貧血。
血便でなくても、自覚症状からがんが発見されることがあります。症状がある方は早期に受診を!
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